統計とゲーム理論と「幸せ」

アメリカではクレジットカード履歴に問題があると、レンタカーを借りることが出来ない。

それは数多くの統計結果から、カード履歴に問題があると、車で事故を起こす確率が高くなるということが分かるからだという。

生物の血管や、木の枝の「形」と、東京などの都市圏の区画図が非常に似ている。

私は10代の頃から、生物の成長と、都市の成長はそっくりだと考えていたが、その理由はなんとなく「生き物が作ったものは、生き物に似る」ということだろうと思っていた。

そして、成長とは常に連続している「せめぎ合い」の結果であるということもなんとなく感覚として理解してた。

伸びたいと思う要素と、阻止する要素。助長する要素。無関心な要素。非常に多くの要素が絡み合って、「結果」として「生物の形」ないし「都市の地図」ができあがる。

それぞれが「せめぎ合い」形にしたものも、また常に変化し、形を変えよう、留めようとする。

それは個々の要素の「落ち着き」へと努力する結果。専門用語は分からないが、きっと「平衡」になろうとする結果なのだろう。

平衡とは私が思うに、最も幸せで、最も不幸な状態。世界に2つの要素しか無ければ、おしまいの状態。どこかで平衡になっても、またどこかで平衡はずれる。

そしてまた動く。

世界は個々の思惑で動いて、動き回って、平衡を目指して何かの形を作っている。

日本人が目指している世界は、どこに平衡となる点があるのだろうか。こんなにも働き、働いて、より辛く、何がしたいのか。

今までは、幸せや、生き方は「個々」のもので、究極的に主観的なものだった。

しかし、インターネットが出来て、世界がデジタルで統計を取り、「せめぎ合い」の仕組みが分かってきた為、方程式で幸せになる行動が算出できるようになってきている。

私たち人類の将来は、私たち全員が考えることなのだという「使い古された」ことばが、私たちの生活を統計することで「将来」を眺める望遠鏡になる。

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